4月5日(土)に、平成15年度日本語補習学校の幼小部入園・入学式と中高部入学・始業式が行われました。好天とはいきませんでしたが、桜の花もほぼ満開になり春の訪れを感じさせる1日でした。
午前9時より30人の新中学1年生、16人の新高校1年生を含む中高部の入学・始業式が、インターレイク高校のライブラリ−にて関屋教頭先生の司会進行で執り行われました。まず、今年度より新たに着任された木原新学校長から式辞が述べられました。穏やかな語り口の中に温かみがあり、同時に日本語補習校の式典にふさわしい重みもある素晴らしい式辞でした。その中で“挨拶をする”、“敬語を使う”、“読書をする”の3つの提案がありました。日本人として生徒諸君の生涯に渡り、たいへん有意義なことと思いました。
次に、来賓として教育部会の理事6名、総領事館で学校担当の武田領事の紹介があり、代表して早川秀雄教育部会長が祝辞を述べられました。ご自分の若き日の世界放浪(?)経験を通じて体得した、目標を持つこと、そして常に物事を前向きに捉えることの重要性を話され、将来においては物事や情報を受けるだけでなく、場合によっては自分自身でそれを検証してみる姿勢も大変価値のあることだとアドバイスされていました。静かに、しかし熱心に聞いていた、生徒の中には頷く人もいて、相当刺激を受けたのではないでしょうか。
祝辞の後、前校長の七枝洋光先生からの祝電が披露されました。遠く、日本の新任地でご活躍されている七枝先生からの温かい励ましの文面でした。その後、在校生を代表し、中学部2年の関口晃輔君と高等学部2年の石井まりえさんから、当然勉学は徐々に大変になってくるが、同時に楽しいことも多くあるので前向きに頑張って取り組んでいこうと歓迎の言葉がありました。この後、生徒諸君の一大関心事である新担任の先生の発表と教職員の紹介があり、場内の生徒から様々な反応(?)があり、いつの時代も同じ光景だなと思いました。最後に全員で校歌を斉唱し、中学・高等学部の式典を終了しました。
午前10時からは、幼小部の入園・入学式が、オ−ドル中学校の体育館で執り行われました。今年の新入園児は49名、また新1年生は59名で、こちらは中・高部と違い、多くの保護者の見守る中、かわいらしく元気に、でもちょっぴり不安をのぞかせながら入場しました。
まず、木原校長からの式辞が新園児・新児童に優しく語り掛けるように述べられました。式辞にあった“挨拶しよう・日本語でお話しよう・本のお話をしよう”の校長先生からの約束事は、子供の日本語理解力を促す上でも大切であり、保護者の方と共に日々行われていくことでしょう。次に来賓を代表して安部総領事と竹内シアトル日本商工会々長から祝辞が述べられました。その他の来賓として片多商工会副会長、辻PTA副会長、武田領事、そして教育部会の理事全員の5名が列席しました。
祝辞の後、新入園児、新入学児童に対し、前校長先生の七枝洋光先生からの祝電が披露されました。この後、新1年生から新入園児に歓迎の歌「ドレミのうた」が送られ、そのあと在校生代表として列席した新2年生から「さんぽ」と「大きなうた」が、歓迎の歌として新1年生に送られました。子供になじみのある歌もあり、送られた側の子供も一緒になって元気よく歌い体育館中にこだましていました。担任の先生と職員の先生の紹介があり、最後に校歌を歌い、式典は終了しました。
新入園児、新入学児童が1日も早く日本語補習学校に慣れ、楽しく元気よく登校できるように皆で応援してあげたいものです。